【TradingView】移動平均線MAの設定|便利な活用方法も紹介

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トレーディングビュー 移動平均線の設定方法。便利な使い方も紹介

・トレーディングビューで移動平均線の設定方法は?
・Tradingview移動平均線のおすすめ活用方法が知りたい!
・結局どの移動平均線を使えばよいの?

こういった疑問にお答えします。

※「tradingviewの移動平均線でおすすめの使い方を今すぐ知りたい! 」という方は「移動平均線の使い方に迷った時の処方箋」へどうぞ!

とはいえ、トレーディングビューの移動平均線について詳しく知っておきたい人もいると思います。本記事の前半ではトレーディングビューで移動平均線を使う時の詳しい設定方法について、後半ではトレーディングビュー移動平均線の活用方法を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!

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この記事を書いた人

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です☆

Tradingviewの移動平均線(MA)

トレーディングビュー 移動平均線 

 Tradingviewで使える移動平均線(MA)は、50種類以上あります。

その中でもデフォルトで搭載されてるMAは下記の11種類

SMA(単純移動平均線)EMA(指数移動平均)HMA(ハル移動平均)
WMA(加重移動平均)ALMA(アルノー・ルグー移動平均)DEMA(二重指数移動平均)
LSMA(最小二乗移動平均)SMMA(平滑移動平均)TEMA(3重指数移動平均)
VWMA(出来高加重移動平均)MA Cross(移動平均線の交差)

標準搭載の種類だけでも多いので、どれを使うか迷ってしまう人も多いかと。

そこでTradingviewの公式サイトで取り上げてる代表的な3つのMAについて紹介しますね。

代表的な3つのMA

Tradingview公式サイトが注目する代表的な移動平均線は以下の3つです。

  • SMA(単純移動平均線)
  • EMA(指数移動平均)
  • WMA(加重移動平均)

公式サイトの説明を要約したのが下記です。

  • SMA:重み付けをしない移動平均。各日付のデータはどれも等しく重要で同じ重みを持つ。
  • WMA:SMAよりも、直近のデータを重視。期間の各データに乗数が割り当てられ、直近の価格ほど重要性を増す。
  • EMA:WMAの一種。WMAとの違いは、古いデータが平均の計算から外されることがない点。
初心者

まだ分かりづらいな💦

ざっくり言うと、直近の価格を重視するかどうかの違いです。

▼具体例 USDJPYの日足チャート

トレーディングビュー 移動平均線 MAの違い
  • SMA:水色
  • EMA:黄色
  • WMA:赤色

価格が下がった後に上がってきた時に1番早くローソク足に近づいてるのは赤い線(WMA)ですよね?

つづいて黄色(EMA)が近くて、最後に水色(SMA)の順番です。

反応が早い順
  1. WMA(加重移動平均)
  2. EMA(指数移動平均)
  3. SMA(単純移動平均線)

要するに上記の順番で価格に対して反応が早い感じ。

H2 Tradingview 移動平均線の基本操作 

グラフを指さす女性

基本的な操作は下記3つ。

  1. 選択・挿入
  2. 設定変更
  3. 保存・削除

順番に解説しますね。

1. 移動平均線の挿入・選択

▼移動平均線の挿入は、画面中央のインジケーターボタンをクリック。

トレーディングビュー 移動平均線の挿入

▼スマホでは右下の+マークをタップ。

トレーディングビュー インジケーター スマホで挿入

▼indicatorsを選びます。

トレーディングビュー インジケーター スマホで挿入

▼入れたい移動平均線を探します。

トレーディングビュー インジケーター

PCでもスマホでも1回タップしただけで導入されますよ。

何回も押すと、タップした分の移動平均線が導入されるので注意ですね。

2. 移動平均線の設定変更

移動平均線(MA)の設定を変更したい場合は、MA自体をクリックするか、画面左側にあるインジケーター設定の歯車を選ぶと内容が変更できます。

▼左上の設定

トレーディングビュー 移動平均線の設定変更

スマホの場合も同じです。

▼一時的に非表示にしたい時は目のマークを押すと、切り替えられます。

トレーディングビュー インジケーターの表示と非表示を変更

3. 移動平均線の保存・削除

インジケーターを保存する方法は2種類あります。

▼1つのインジケーターをお気に入りに登録する時は☆マークを押します。

トレーディングビュー インジケーター お気に入り登録

2つ目の方法は複数のインジケーターを表示させたテンプレートを保存する方法

▼画面中央のインジケーターテンプレートを押して、「インジケーターをテンプレートとして保存」で名前をつけて完了です。

トレーディングビュー 移動平均線の挿入

Tradingview 移動平均線の活用方法4つ

チャートが上昇している

移動平均線の基本的な活用方法を4つ紹介しますね。

1. トレンド方向の見極め

移動平均線の1番基本的な使い方がトレンド方向の把握です。

移動平均線の角度が上向きであればあるほど強いトレンドを表します。

▼具体例25

トレーディングビュー 移動平均線 トレンドの把握

上に向いてる時は上昇のトレンド、下に向いてる時は下降トレンドの状態ですね。

2. サポートとレジスタンス

移動平均線は価格のサポートやレジスタンスとして参考になります。

例えばサポートの具体例は下記。

▼移動平均線のサポート

トレーディングビュー 移動平均線 サポート

赤い矢印の箇所で移動平均線とチャートがタッチして、下方向に押し戻されてますよね?

移動平均線がサポートになって価格が下落してる状態です。

一方でレジスタンスの具体例がこちら。

▼MAのレジスタンス

トレーディングビュー 移動平均線 レジスタンス

赤線で価格が移動平均線をいったん上抜いた後、緑の上矢印のゾーンでは価格が下がらずに移動平均線にあるのが分かりますか?

移動平均線がレジスタンス≒抵抗になってる例です。

Tradingviewでは移動平均線にアラートが設定できます。

移動平均線に価格がふれた時にアラートを鳴らす設定にしておけば、チャートを見続けなくても通知がきて便利ですよ。

アラートの使い方はこの記事で詳しく解説しています。

>トレーディングビューの使い方|すぐ使える便利機能3選も紹介!

3. MAのクロス 矢印が出るインジケータ

期間の違う2本の移動平均線がクロスした時は、売買サインの参考として使えます。

▼移動平均線のクロス

トレーディングビュー 移動平均線 MAのクロス

赤い縦線で短期MAが長期MAとクロスしてますよね?

短期が長期を上抜いた時はゴールデンクロスで上昇のサイン、下抜いた時はデットクロスで下降のサインとして用いられます。

Tradingviewではクロスした時に売買サインを自動で出すインジケータもあります。

▼具体例45

トレーディングビュー 移動平均線 MovingAvg2Line Cross

「MovingAvg2Line Cross」というインジケーターで、誰でも無料で使えますよ。

インジケーターの使い方はこの記事で詳しく解説しています。

4. グランビルの法則

グランビルの法則は、ここまで説明した3つの使い方を総合した法則です。

こちらの記事で詳しく説明してます。

移動平均線の使い方に迷った時の処方箋

青空と看板

移動平均線の基本的な内容や使い方を説明してきました。

初心者

キホンは分かったけど、結局どれを使えばよいの? 

株式とFXに分けて紹介しますね。

3. 株式は3本の移動平均線

株式ならSMAを3本で、設定期間を下記2パターンのどちらかにするのがベターです。

  • 5日線
  • 25日線
  • 75日線
  • 25日線
  • 75日線
  • 200日線

理由は、多くの人が意識している線の方が反応しやすいため。

具体的には、有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトとして有名なかぶたんでは、デフォルトで上記の期間が設定されています。

▼かぶたん移動平均線の設定欄

かぶたん 移動平均線

3. FXなら2本の移動平均線

FXは初心者と中級者以上に分けて説明しますね。

初めて移動平均線を使う場合は、前述の移動平均線のクロスが良いかと。

▼移動平均線のクロス

トレーディングビュー 移動平均線 MovingAvg2Line Cross

なぜなら、MAのクロスは一般的なものであり、昔から定番の手法であるため。

設定値はSMAかEMAとし、期間は短期が20日or25日、長期が75日or80日が大勢のトレーダーに意識されます。

移動平均線の使い方に慣れてきて初級~中級者のレベルになれば、マルチタイムフレーム分析を入れて考察するのがベターです。

下記は、賢人のデイトレードさんのYouTube動画です。

画の後半20分15秒あたりから説明があります。

移動平均線の本質的な考え方をお話されてますので、参考になりますよ。

まとめ:Tradingviewの移動平均線で相場の流れを把握しよう!

移動平均線は数多くの投資家やトレーダーが使用するインジケーターです。

初心者の場合は、移動平均線の使い方に慣れることで、相場の流れを把握できますよ。

MAに慣れた中級者であれば、移動平均線を使ってより多くの人が意識する売買ポイントを見つけましょう。

自分のトレードの優位性が爆上がりしますよ!

また、Tradingviewのインジケーターは、無料プランなら3つまでの制限があります。

制限が気になる場合は、有料プランの「30日お試し期間」でいろいろ試してみてくださいね。

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