・TradingView(トレーディングビュー)のリプレイモードって何?
・TradingViewで効果的に過去検証をする方法が知りたい!
こんな疑問にお答えする記事を作りました!
・TradingViewリプレイモードの基本と効果的な使い方
・Tradingviewリプレイモードと他の検証ソフトの違い
リプレイモードとは?
tradingViewのリプレイモードとは、過去のチャートに戻って再生ができる機能です。
▼こんな感じでチャートのリプレイができます。
過去検証はFX初心者が値動きに慣れるためにやったり、中級者以上でも自分の手法を確立するために欠かせないプロセスですね。
トレーディングビューのリプレイモードを使いこなして、有意義な過去検証を行いましょう。
他の検証ソフトとの違い
FXの検証ソフトは、FT5(フォレックステスター5)、練習君などが有名です。
トレーディングビューと他の検証ソフトとの違いを、メリット・デメリット別にまとめると以下の4点ですね。
- 無料でリプレイ可能
- 株価指数や仮想通貨にも使える
- 自分で記録する必要がある
- MTF分析ができない
ひとつずつ説明しますね。
メリット1. 無料でリプレイ可能
トレーディングビューのリプレイモードは、無料プランでも日足、週足、月足が利用できます。
▼料金プラン
トレーディングビューの使い方に慣れるためなら、日足以上の時間軸でも十分使えますね。
メリット2. 株価指数や仮想通貨にも使える
トレーディングビューは、為替ペアだけでなく株価指数や仮想通貨のチャートも取り扱ってます。
もちろん為替と同様にリプレイモードが利用できますよ。
盛り上がりを見せてる仮想通貨の値動きを学ぶことで、利益を得る機会が増えますね。
続いてデメリットの解説です。
デメリット1. 自分で記録する必要がある
トレーディングビューのリプレイモードは、チャートの動きのみを巻き戻す機能です。
なので過去検証の内容は自分で記録をとらなければいけません。
ちょっと面倒ですが、実際にトレードする時も自分で記録する必要があるので、記録付けに慣れておくのは重要です。
デメリット2. MTF分析ができない
トレーディングビューでリプレイする時に見れるのは、1画面で1つの時間軸だけなので不便を感じるかもしれません。
他の過去検証ソフトでは複数の時間軸を同期させながら動かします。
どうしても2画面にしたい!という方はWeb版やデスクトップ版を複数使って、それぞれでリプレイモードをすることはできますよ。
他の検証ソフトとの使い分けは?
使い分けの推奨は以下ですね。
- TradingView(無料プラン) ⇒FX初心者やTradingViewを使い始めた人
- 他の検証ソフト ⇒自分の手法を確立したい人
理由は下記の2点です。
- 値動きに慣れる目的なら時間軸は問わない
- 初心者はスイングトレードがやりやすい
違い1. 値動きに慣れる目的なら時間軸は問わない
FXの値動きはフラクタル構造であり、短期足(1分、5分、15分)で起きてることが、中期足(1時間足、4時間足)でも起こります。
同様に中期足(1時間足、4時間足)で起きることが長期足(日足、週足、月足)でも同じ値動きが発生しますね。
なので、長期足で値動きを学べば、短期足、中期足にも活かせるということです。
違い2. 初心者はスイングトレードがやりやすい
初心者にスイングトレードをおススメする理由は、時間軸の違いで混乱しにくいからですね。
1分足から月足まで多くの時間軸を見てると混乱するため、最初は長期足だけに絞ったトレードのほうが利益を出しやすいです。
リプレイモードの基本的な使い方
リプレイモードを始める
▼始めるときは、上部のリプレイモードボタンから。
▼縦線が出てくるので好きな日時を指定します。
以上でリプレイモードを開始する準備ができました。
リプレイボタンの説明
- 過去へ移動
- 連続で再生
- 1つずつ再生
- スピード変更
- 現在値へ戻る
- モードの終了
順番に説明しますね。
▼過去へ移動ボタンは、リプレイしたい場所までジャンプします。
▼連続再生したい時は、この三角マーク。
▼バーを1つずつ再生したい時は、縦線ありの三角マーク。
▼スピードのメーターを調整することで、速度を変更できます。
▼現在の値に戻りたい時はこのマーク。
▼リプレイモードの終了はここをタップですね。
以上で基本的な使い方は終わりです。
初心者に効果的なリプレイの方法
効果的な過去検証を行うためには、記録のつけ方が最も重要です。
なぜなら、やみくもにリプレイしても何もアウトプットが出ないからですね。
なので検証したい手法が決まったら、記録シートを作ることをおすすめします。
記録する内容の参考例は以下。
- 証拠金
- 検証期間
- 通貨ペア
- 売買の方向
- 勝敗
- エントリー根拠
- エントリー前後のスクショ
- エントリー価格
- 損切
- 利確
- リスクリワード
▼表計算ソフト(スプレッドシート、エクセルなど)にまとめると見やすいですね。
チャートのスクショを取ったら、上記のNoに対応する番号を付けて保存すると後から見返しやすいです。
例えば1回目のトレードの場合、チャートスクショのファイル名を日足のエントリー時が1、4時間足は1a、1時間足は1b、、、という感じ。
記録しながら手法の有効性や勝敗の分析を行うと、FXの上達がはやいですよ。
- 過去検証の失敗談
なので上達が遅かったですね。
上手くなったのを実感してきたのは、記録をつけ始めてから数カ月たってからでした。
「なぜ負けたのか?」原因を深堀りして、次のエントリーに活かすことで少しずつ「自分が相場で何をしているか」が分かってきましたね。
まとめ
TradingViewリプレイモードの使い方と効果的な過去検証の方法を紹介してきました。
おさらいすると、リプレイボタンの使い方は以下です。
- 過去へ移動
- 連続で再生
- 1つずつ再生
- スピード変更
- 現在値へ戻る
- モードの終了
しっかり記録をつけて効果的な過去検証を!
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